具象と抽象の狭間で 

 

私は具象と抽象の狭間で悩んできました。抽象画と具象画を

同時に描くことは自己矛盾ではないかと。しかし、根っこの

部分における行為は、同じ次元の問題ではないかと考えるよ

うになりました。

作画の手法、表現の方向性がそれぞれ異なっていても、結局

は二次元形態の色彩表現に集約されていくということではな

いかと。具象の場合、作家と見る側(audience)との間には、

一般的に認識されている物の形にたいする概念性が介在して

います。しかし、抽象画にはそれがない。故に、見る側から

すれば抽象画は具象画より分かりづらいということになるか

と思います。

 

Fine art of painting  

Hiroshi Kanayam is a painter, who is living in Osaka.　

Working on the subject for the urban lives and scenes

 in Osaka as an expressionist.

Painting in the style of expressionism with painting

 knife strokes for the effects to get brighter colors

 on the works.

 

Figurative works